それはポン・シャオジュン(シア・ユーチャオ)の人生で最悪の日だった。恋人の裏切り、妊娠の発覚、義父の暴力に絶えられず飛び乗った列車で事故に遭ってしまう。シャオジュンは記憶を失い自分が誰なのか、どこに行こうとしていたのか分からなくなってしまった。そんな彼女の指には、国内有数の名家ドゥ家一族の長男の婚約者ということを証明する指輪がはめられていたのだった。そして事故後、彼女はドゥ家の手厚い保護を受けていた。
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